知ってる?カラコンのDIAと着色直径の違い
カラコンを購入しようと店頭や通販サイトを見てみると「DIA」、「着色直径」というキーワードをよく目にすることがあるのではないでしょうか?確かに、どの商品にもその2キーワードは書いてあることが多いですよね。「直径と言うくらいだから、大きさのこと?」、「DIAは大きい方が良いって聞いた」とカラコン愛用者でも詳しくは知らない方が多いこの2キーワード。一体どんなものなのか、何のことなのかその違いをご紹介します。
大きい方が良いと聞く「DIA」って何のことなの?
雑誌やカラコンの口コミサイトで良く目にするのが「DIAが大きいのでデカ目効果があった」という話ですね。よく聞く話のため、何となく「DIAは大きい方が良いのだ」と思い込んでいて一体どこを指すのか分かっていない方も多いのでは?実は「DIA」というのはレンズ自体の直径のことを指します。ドーム状の状態で測った直径のことですね。分かりやすく言うと、カラーの部分も周りにあるクリアな部分も全部含めたカラコン自体の直径という訳です。そのため、DIAが大きければ必ずしもデカ目効果がある訳ではありません。逆に、DIAが大きいことによってカラコンをつけた時に目を覆う部分が広くなってしまうので酸素不足に陥りがちというネガティブな面があります。「ドライアイ」と言えば聞き覚えがある方が多いのでは?元から目が乾きやすかったリシパシパしやすいという方はDIAが小さめのカラコンを選ぶことをお勧めします。
じゃあ着色直径って何が違うの?
次に着色直径についてご説明していきますね。「DIAがコンタクトの直径のことなら、着色直径も一緒なのでは?」と思っている方も多いですよね。実はDIAと着色直径って少しだけ違うのです。コンタクト全体の大きさを示すDIAと比べて、その名の通り着色しているところだけの直径を表したのが「着色直径」です。カラコンをよく見てみると、外側の淵の部分がクリアになっているのが分かるでしょうか。実は着色直径はこの部分は含めません。あくまで、着色している部分だけなので、大きければ大きい程黒目が大きく見え、デカ目効果もあるという訳です。カラコンの力で目が大きく見せたいという方は、このDIAを基準としてカラコンを選ぶようにしてみてはいかがでしょうか?